【ときわ公園ビエンナーレ彫刻の丘】色んな彫刻と触れ合って遊ぼう!【山口県宇部市】
宇部常盤公園公園は山口県宇部市にある面積約100haにおよぶ常盤湖を中心に広がる緑と花と彫刻に彩られた総合公園です。
UBEビエンナーレ彫刻の丘はときわ公園の常盤湖畔にあり、2年に一度、世界の彫刻家からも熱い視線が注がれる野外彫刻の国際コンクール「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」が開催されています。
その他にも、その近くには約90点の野外彫刻が常設展示されており、県内屈指の彫刻鑑賞スポットと言えます。
彫刻といっても、外にあり、巨大なものが多く、子供が楽しめるものが沢山。鑑賞というより触れて遊ぶ感じです。
今回は、UBEビエンナーレが開催に合わせて、遊びに行ってみましたのでご紹介します。
アクセス・周辺情報
山口県宇部市にあるときわ公園は山口宇部空港より車で数分です。
車の場合、山口宇部道路の宇部南ICを降りて、車で5分程度で着きます。
JR利用だと、新山口駅で下車し路線バス特急便で30分、またはJR常盤駅から徒歩15分です。
駐車場は下記のとおり7カ所あります。正面駐車場は混んでいることが多いです。駐車場の場所と現在の混雑状況はこちらの公式サイトをご覧下さい。
正面駐車場(公園正面入口前) | 約70台 |
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西駐車場(ときわミュージアム横) | 約230台 |
東駐車場(ときわ湖水ホール前) | 約610台 (臨時東駐車場を含む) |
中央駐車場(ときわレストハウス横) | 約150台 |
南駐車場(常盤ふれあいセンター横) | 約180台 |
北駐車場(スポーツ広場) | 約130台 |
臨時駐車場(常盤ふれあいセンター北) | 約150台 |
入園は無料ですが、下記のとおり駐車場代がかかります。
時間 | 普通自動車 | 大型自動車 |
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15分まで | 無料 | 無料 |
2時間まで | 200円 | 800円 |
3時間まで | 300円 | 1200円 |
4時間まで | 400円 | 1600円 |
24時間まで | 500円 | 2000円 |
自動販売機、売店、レストランが園内の色んな所ありますが、どちらかというと遊園地側の方が多いです。
ビエンナーレ彫刻の丘に行くなら、芝生は整備されていて、眺めもいいので外で食べることをオススメします。
お弁当、お菓子、レジャーシート等を持参しましょう。屋根付きのベンチも色んな所にありますよ。
【授乳室】
ときわ湖水ホール、ときわミュージアム、ときわレストハウス、ときわ動物園売店「TOKIWA ZOOベニア館」
【オムツ替えコーナー(トイレ内に設置)】
正面入口、ときわ湖水ホール、ときわミュージアム、ときわレストハウス2F、ときわ動物園入口、ときわ動物園売店「TOKIWA ZOOベニア館」ほか。
【ベビーカーの貸し出し(無料)】
正面入口、動物園入口。ときわミュージアム(館内利用)。当日の先着順(予約不可)。
東駐車場周辺
遊園地が近い正面駐車場は混んでいることが多いので、わが家は東駐車場から入場することが多いです。
東駐車場は下の写真のようになっています。トイレもあり便利ですよ。
※案内図はこちらの公式サイト案内図からPDFで見れます。
UBEビエンナーレ彫刻の丘
常盤橋をわたると休憩所があります。ここは四季折々の花が咲いており、いつ来てもとても綺麗ですよ♪
UBEビエンナーレの丘に到着しました!芝生の上に沢山の彫刻があります。
UBEビエンナーレが開催中で、お客さんも多いです。
これは「変身」という 松本勇馬さんという方の作品です。木材、竹、稲わらで出来ていました。 サイズはH242×W160×D350cmで迫力があります。
四つんばいで腹部を付きだしていて、全身に毛が生えた動物のように見える人の造形。この彫刻には2つのモデルが存在するそうです。
ひとつは、体が人ではないものに変身して家に引きこもってしまうカフカの『変身』。もうひとつは「進化(変身)」した人類だそうです。。
子供はただただ「こわいおばけだ~」と惹きつけられていました(^_^)b
「月と山、水脈」という岡田健太郎さんの作品です。
「森の掟」という伊藤嘉英さんの作品です。
「時の木もれ陽」という橋本真之さんの作品です。
Self-consciousness という作品です。いい写真がとれました!
こんなにたくさんの彫刻を見たのは初めてです。
これが無料なんてすごいですね。しかも屋外でゆったり見ながら気持ちいいです。
ペリカンの飼育施設がありました。
昔はたくさん、ペリカンがときわ公園にいました。
私もおばあちゃんと一緒に来たのを覚えています。カッタ君というペリカンがいたのを今でも覚えています。
これは「遊」という増野智紀さんの作品です。
この方の作品は、子供達に遊んで作品の中に入ってもらう事で成立する形だそうです。
海辺にある常盤公園から「波」のイメージを受け制作をしたそうです。子供達が波の中を潜る様に遊んで、作品の中から見える風景で想像力を空いっぱいに膨らませてくれる事を願って制作をされたそうです。
「言葉」という武田克史さんの作品です。
「リメンバー宇部」という金景暋さんの作品です。
「Sin」という外礒秀紹さんの作品です。
「底流」という土屋公雄さんの作品です。この作品は宇部市内の川で取り壊されようとしていた橋脚を再利用したものだそうです。
「catch and release」という作品です。
「はじまりのはじまり」という三宅之功さんの作品です。
作品紹介によると、
「大地に飛来した草花の種子は、根を張り子孫を残す。それは単なる偶然ではなく、時間、気候、風向きなど全ての条件が整った結果である。我々人間も世界中で自然発生的に生まれ、暮らしているように見えるが、その時、その場所での必然である。この作品は、動植物に共通する「奇跡の誕生」を現したものである。やがて様々な植物が寄り集まり、この宇部の地で成熟していくだろう。今は、はじまりのはじまり」」だそうです。
大きな玉子で草もはえているので、恐竜でも生まれそうだねと子供が話していました。
「わたしはここで」という布藤喜帆さんの作品です。
めまぐるしく変化する日常から、少しだけ距離を置くようなこの「かまくら」で、一人一人が静かに内(内面や自身のこと)と外を眺められたらと思うっというのが作品紹介です。
子供は、「わー白いお家だ!」とはしゃいでおりました。
「深夜バス」という作品です。
運転席でハンドルがまわせて楽しめます。子供に人気の彫刻でした。後ろには乗客の彫刻が乗っていました。
「Storage of celestial mechanics」という作品です。
3匹の子豚ごっこをしていました(^^;)
光影体という作品です。
彫刻の表面(内部空間からは壁面)にスリットが切り込まれ、そこから太陽光が差し込んでくるようになっています。
扉を閉めると壁面が黒く塗装された内側は暗闇となり、また中には1人で入ることになる空間サイズの設定によって、差し込む光の存在が強く体感できます。
これも子供が出たり入ったりして楽しめます。
メガネベンチです。ご自由におかけくださいとありました(^O^)
ペリカンの手洗い場がありました。かわいいですね♪
まとめ
・UBEビエンナーレ彫刻の丘周辺では沢山の彫刻が見ることが出来ます。
・中に入ったり、触ったりと、彫刻というよりは、遊具に近いものが多く、子供でも楽しめます。
・UBEビエンナーレの時以外も、過去の受賞作品が常時展示されていますので、いつでも楽しめます。
・芝生が整備されており、常盤湖畔で湖や彫刻を眺めながらお弁当を食べるのがおすすめです。春の桜もきれいです。
基本情報
施設名称 | ときわ公園 UBEビエンナーレ彫刻の丘 |
住所 | 山口県宇部市則貞三丁目4番1号 |
営業時間 | ー |
休み | 休園日:なし |
料金 | 無料 |
HP | ときわ公園 |
お問い合わせ | ときわ公園課 TEL 0836-54-0551 |
備考 |
地図